関係者は既に故人であり決定的な証言は得られないまま断片的な過去の証言を辿ると昭和初期/霞ヶ浦に於ける海軍の飛行船との伝承。昭和初期（昭和２年)イタリアより輸入した飛行船を霞ヶ浦海軍航空隊で組立てたとする第6飛行船/同年4月～10月まで就役し各種訓練に従事するも事故で喪失。この約半年間の従軍であり記録とした写真をも含め残る残存資料は極少。
この喪失飛行船の後続として海軍は第8飛行船（三式飛行船）を日本の自力で就航させるもこちらの飛行船は残存写真さえ皆無と聞きます。昭和初期の飛行船との伝承ですのでどちらの飛行船か不詳。或いは写真のこの飛行船が第8飛行船とした仮定した場合現存写真はこの写真のみと言う事になります。又同時期 同地区に飛来したツエッぺリン飛行船とはまた形状も異なるように思います。
伝承として聞いた範囲のものであり特定出来る記述は御座いませんが画像の範囲でご覧/ご確認頂きご判断下さい。関係写真は痛みも有りますがどうぞ大切にされ伝世下さいますようお願い致します。経年の古い写真ですのでご理解頂きお願い致します。
画像①の写真で縦23.5㎝ｘ横29㎝位の大きいもの/痛み散見 中央より切れセロハンテープによる補修痕アリ。この写真の大きさで画像⑧全ての写真の大きさを掌握下さい。